平成時代に大ブームを起こした「たまごっち」!
たまご型の画面の中でドット絵のかわいいキャラクターを育てるというゲーム性が人気で、現在でも新しい腕時計型のたまごっちが登場するほどの大人気コンテンツとなっています。
そんなたまごっちですが、たまごっちの死んでしまう演出が「怖い」「トラウマ」といった声が多く見られています。
今回はそんな多くの人にトラウマを植え付けている、たまごっちの死亡シーンについて取り上げていきます。
たまごっちが死亡演出がトラウマという声が続出
X(旧Twitter)にて、たまごっちが死んでしまう演出が「怖い」「トラウマ」という声が多く見られています。
多くの方がご存知かとは思いますが、たまごっちはお世話をほったらかしにしたり、病気のまま放置したり、寿命を迎えたりすると言葉のとおり「死亡」してしまいます。
ぼかした表現や間接的ではなく、本当に”死んでしまう”というのが特徴的で、発売元のバンダイもそのテイストをひとつの売りとしているようでした。
ですが当時たまごっちで遊んでいたプレイヤーにとって、可愛らしいたまごっちが突然死んでしまうことに対して大人子ども問わず大きなショックを抱いたことは言うまでもありません。
たまごっちで遊んだ方が誰しもが通る道ですね…!
たまごっちが死ぬ時の演出5選
それでは、各シリーズ別のたまごっちが死んでしまう時の演出を下記にまとめていきます。
※不謹慎かつ人によっては刺激の強い演出がまとまっているため、ご了承の方のみお付き合いいただければ幸いです。
初代/新種発見!!たまごっち
まずは1996年〜1997年に発売された、初代シリーズのたまごっちの死亡シーンです。
たまごっちの苦悶の表情とともにピーピーという音が徐々に長くなっていき、最後に長い音を鳴らして死んでしまうというシンプルながらも不気味な演出です。
初代特有の無機質な電子音演出がなかなか怖いですね…。
たまごっちプラス
続いて2004年から2007年に発売された、「たまごっちプラスシリーズ」の死亡シーンです。
初代たまごっちと比べると、たまごっちが苦しんでいるときの音が「ピロリピロリ」という小刻みな音色に変化しています。
単調で怪しげなサウンドになっていますね。これはこれでかなり不気味です…。
たまごっちプラスカラー
続いて2008年から発売されている「たまごっちプラスカラー」シリーズの死亡演出です。
たまごっちが苦しむ電子音が「プラス」シリーズ時代より早くなり、画像が鮮明になった分まわりのドクロマークも滑らかにうごめくようになりました。
更に、天使のようなキャラクターがたまごっちを上空へ連れ去ってしまうアニメーションも追加されるように。
音のテンポが早くなった分、見ていてより焦るような印象がありますね…
ゲームボーイ版たまごっち
続いて派生作品であるゲームボーイ版で発売された、「ゲームで発見!!たまごっち」シリーズでの死亡シーンです。
苦しむときの音が「ピロン!ピロン!」という激しめの効果音になっており、さらに本家シリーズにはない哀しげなBGMと走馬灯のような演出が入るようになっています。
より心をえぐる演出となっていますね…。
Lineで発見!!たまごっち
最後にご紹介するのが、LINEアプリ版の「Lineで発見!!たまごっち」の死亡シーンです。
苦しむ電子音の演出がない代わり、直前にたまごっちが苦しんでいるセリフやGB版同様の哀しいBGMが流れる仕様となっています。
電子音の怖さはないものの、変に無音なのに加えてたまごっちが苦しむセリフが入ることでなんとも言えない不気味さが出ますね…。
なぜトラウマ・怖いと感じるのか
それではなぜここまでたまごっちの死亡シーンが怖いと感じるのでしょうか?
個人的に怖いと感じる下記に要点をまとめてみました。
・たまごっちが苦しい表情のまま固まる
・一切のボタン操作が効かなくなる
・ドクロ(病気マーク)が淡々と点滅・うごめいている
・それに合わせ警告音が鳴り続ける
・徐々に警告音が長くなっていく(初期のみ)
・最後に長くピーーーという音が鳴る
・その直後にお墓と幽霊の姿になる
この淡々と行われる一連の流れが異様な雰囲気を作り出しており、なおかつ直感的にたまごっちが死んでしまうというのをプレイヤーに理解させる演出であるといえます。
また初期バージョンのたまごっちのみに見られる徐々にピーピーという音が長くなっていく様はまるで心電図を思い浮かばせるような演出であり、たまごっちが死んでしまう生々しさが一層際立つものとなっています。
また、それまで元気にぴょんぴょんと動き回っていたたまごっちが突然動かなくなりピーピー鳴きながら死んでいくという「落差」も、プレイヤーの心を深くえぐる要因となっていそうです。
さらに上記でご紹介したゲームボーイ版のたまごっちの演出である死亡後の哀しいBGMがトラウマになっている人も多いようです。
こういった世間の声をまとめた記事も作成しておりますので、良ければ合わせてご覧ください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
どの時代のたまごっちの死亡シーンも、どこか恐怖や虚無感を強く感じさせる強烈な演出揃いであることが今回のリサーチにてよく分かりました。
「たまごっちの死」に関しては途中で「たまごっち星に変える」という内容に差し代わった時期もありましたが、現在では再び元に戻っていることから、ファンの間ではたまごっちの死は不気味ながらも切っては切り離さない要素となっているといえるでしょう。
多くの人の心に刻みつけられた、たまごっちの”トラウマ演出”。この他にはない強烈な演出があったからこそ、現在のロングブームにつながっている…のかもしれませんね。笑
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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