2011年に結成された吉本工業のお笑いコンビ、ダンビラムーチョ。
ボケの大原優一さんとツッコミの原田ジェトゥリオ(旧 原田フニャオ)が織りなす、ゆるい内容ながらも何処となくキレのある秀逸なコント内容で多くの人気を博しています。
2023年のM-1グランプリファイナリストにも選出された実力派のお2人ですが、その変わったコンビ名の由来は一体なんなのでしょうか?
今回はお笑いコンビ、ダンビラムーチョの名前の由来についてリサーチしていきます。
芸人ダンビラムーチョの名前の由来は?
それでは個性的なダンビラムーチョというコンビ名は一体どこから来ているのでしょうか?
結論から申し上げると、
「ドラゴンクエスト」の敵モンスターの名前
が由来となっています。
明確にいうと2000年にプレイステーションで発売されたスクエアエニックスのゲームソフト、『ドラゴンクエストⅦ』のシリーズ7作目から初登場したモンスター。
全身黄色で小太り体型、その手には名前の通り「段平」という刀を持ち合わせて襲ってくるというコミカルなキャラデザインながらもおぞましい設定のモンスターとなっています。
ちなみに「ムーチョ」とはスペイン語で「もっと」という意味で、馴染み深いところでは「カラムーチョ」などでも使われていますね。
つまり、ダンビラムーチョはドラクエのモンスターから引用されたものかつ「段平+ムーチョ(スペイン語)」という造語由来のネーミングということになります。
いわゆる「ドラクエ」をやったことある方ならかなり聞き馴染みのある言葉なのではないでしょうか?
X(旧:witter)上でも「ドラクエ由来」のコンビ名であることにリアクションを示している方が多くいらっしゃいました。
コンビ名をダンビラムーチョにした理由
それではなぜドラクエの中でも「ダンビラムーチョ」というモンスター名をコンビ名としたのでしょうか?
過去のインタビューや結成秘話などを遡ってみましたが、“敢えてダンビラムーチョにした理由”について明確に記載されている情報は見つかりませんでした。
しかしお2人の背景をリサーチしていくうちに「ダンビラムーチョ」をコンビ名とした理由が垣間見えてきたため、その点を考慮しながらコンビ名にした真相について考察していきます。
「軽いノリ」でつけた?
お2人は東洋大学社会学部の同級生だった2人は共にお笑い好きということをきっかけに仲良くなり、「軽いノリ」で大学在学中の2010年にコンビ結成をしたことが明かされています。
この背景から鑑みると、コンビ名であるダンビラムーチョもまさに「軽いノリ」でつけられた可能性が高いですよね。
2人ともドラクエ好きだった?
また、お二人とも”ドラクエ好き”であった可能性も高いといえます。
「ドラクエ」をプレイした方なら何となく分かる方もいらっしゃるかもしれませんが、ダンビラムーチョというモンスターはドラクエを代表するモンスターといわれると微妙なポジションであり、どちらかというと「あぁこんなモンスターいたな」といった人気や認知度的にも中程度ともいえるキャラクター。
絶妙な立ち位置にいるドラクエモンスターを意図的に選出したことを考えると、ある程度ドラクエの知識がないとなかなかセレクトできないと考えるのが自然ではないでしょうか。
加えてデビューしたての自分たちと「知る人ぞ知る絶妙な立ち位置」であるダンビラムーチョを重ね合わせたという背景も考えられそうですね…!
言葉の響きの良さから?
また、「ダンビラムーチョ」という語感の良さを汲んだという可能性も大いにあり得るでしょう。
ダンビラ+ムーチョという発音しやすい言葉の組み合わせに加えて、何か口に出したくなるようなリズム感を持つネーミングであると言えます。
芸人活動をしていくうえで「覚えやすさ」「馴染みやすさ」は非常に大事な要素であるといえるため、
「初めて見ても言いやすくて覚えてもらいやすいネーミングじゃないか?」
「しかもドラクエを知ってる人ならアイツか!ってなるし良いじゃん」
という想いの元から決められたのかもしれませんね。
インパクトもありかつ親しみやすい雰囲気も合わせ持った絶妙なネーミングといえるのではないでしょうか!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回ダンビラムーチョの名前の由来についてリサーチした結果をまとめると以下のようになります。
・ダンビラムーチョはゲーム「ドラクエ」シリーズに出てきた”敵モンスターの名前”が由来
・段平(短い刀)+ムーチョ(スペイン語で”もっと”)という造語ネーミング
・敢えてなぜダンビラムーチョにしたかという明確な理由・経緯については明かされていない
・予測される理由としては「ノリ」「ドラクエ好き同士」「キャラと自身らの立ち位置の重ね合わせ」「語感の良さ」
2023年のM-1グランプリファイナリストに選ばれたこともあり、今後さらに注目されブレイクしていく可能性は非常に高いと言えるでしょう。
今後のダンビラムーチョのお2人の活躍にも目が離せませんね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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